YES!プリキュア5GoGo! 第23話

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LOVE LOVE アナコンディ



きみの素顔を見せておくれ。


休日は何をしているの?


どこへお買い物に行くの?


きみの恋人はどんな人?


どんなふうに抱き合うの?


そして、やわらかな、きみのくちびるの味は・・・



   ねえ、

   教えてよ、アナコンディ。














こほん。

・・・ウソです。

おっかないし。




先週でしたか。
ブンビーが、エターナルの館長に、かなり重要な質問をしました。
憶えていらっしゃるでしょうか。


正確な言い回しは忘失してしまったのですが、内容はこんなこと。

「どうしてここの館長は、そんなにローズパクトを欲しがるんですかねえ?」


ある意味、ぎょっとする発言でした。

ここの従業員は、なぜローズパクトを奪わなければならないのか、知らずに働いているという事実。

そこにどんな正義があり、
自分たちの仕事にどんな誇りがあるのか、
なんの説明も受けていない。


これでは単なる「やらされ仕事」です。
大量の報告書を書くのがイヤで、仕方なくプリキュアたちを襲いに行くという、ネガティブな動機のみ。
積極的に情熱を傾けられるわけがありません。



この23話も、そうでした。
アナゴねえさんの策略は途中までうまくいきました。

シロップの知りたがっている情報を、ローズパクトと交換しようという取引を持ち出す際に、
アナゴねえさんは、

「これ以上、あなたの大事な友だちを苦しめなくて済む」

と、シロップの良心が痛まないよう、一応の「正義」を準備しておくことを忘れませんでした。


シロップはこの「正義」を言い訳にし、ローズパクトを持ってエターナルへ行きます。
ここしばらくの「プリキュア5」とは比較にならないくらい、
今回の脚本は、目の離せないものでした。



ところが、


先週のブンビーの質問に見られる、アナゴねえさんの失策ぶりが、
ここにきて再び露見します。


仲間を裏切る瀬戸際のシロップ。
その苦しさから、さらに「正義」を求めます。

「教えてくれ、おまえらはこれを、どうするんだ?」

これに対するアナゴねえさんの回答は、
ここまでの成功のすべてをダメにしてしまうものでした。

「それはあなたの知ったことではありません」




おお! アナコンディ!


9・11テロを受けたあと、アメリカ合衆国のイラク攻撃は、さっぱり理由のわからないものでしたが、
それでも一応アメリカ政府は、この理不尽な侵攻にも「正義」をこじつけたものです。

つまりイラク国民のフセイン独裁からの解放だとか、大量破壊兵器とか。

誰が聞いたっていかがわしい「正義」でしたが、それでも現地へ行く米兵たちや、アメリカ合衆国に媚びへつらう日本政府をはじめとするいくつかの西側先進諸国の行政家たちは、
その「正義」にすがりついたのです。

すがりつくべき「正義」が必要だったから、でっちあげた、といってもいい。

シロップもこのときまさに、うしろめたさを覆い隠すための、「正義」が必要でした。


「このローズパクトがあれば」と、アナゴねえさんは言うべきでした。
「世界中に何万といる、飢餓や貧困で、明日にも命を落とそうとしている子供たちを救うことができるのです」
もちろんウソなんですが。
「世界の子供たちのために、いま、あなたの勇気が必要なんです」

渡しちゃうよ、シロップは。
はっきりいって、パルミエ王国の復興よりも崇高じゃん!

しかし、アナゴねえさんは結局のところ、部下たちにも、シロップにも、もちろん敵であるプリキュアたちにも、自分たちの「正義」をきちんと説明しなかった。

これでシロップは、エターナル側に付くことをやめてしまいます。「いやだ!」




こまち6

惜しいところまでいったのに、アナゴねえさん、残念でした。

ところで、キュア・ミントの「エメラルド・ソーサー」、今週で4話くらい連続で使われましたよね。
こまちさんの存在感が少しずつ増してきたようで、
ちょっと得意な気分♪





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YES!プリキュア5GoGo! 第20話

こまち4

こまちさんの、幼少時代のお顔だそうです。
すでに知性と気品を感じます。ね、そうでしょ?


あの、「プリキュア5」を見ていて思うのですが、
こまちさんが主役のとき、ドラマ性が薄っぺらだと感じるのは、私だけでしょうか。

とくに春日野うららが主役のときの、深いドラマと比べると、
なんかとっても表面的に話が流れてしまっているように感じます。


たとえば、前シリーズの冒頭、みんながプリキュアになったときのこと。
それぞれ家族や友情、幼少時代のエピソードなど、中学生なりに、それぞれの人生の深いところでプリキュアと関わっていったのに対し、
秋元こまちさんのときだけは、

「のぞみさんは、私の夢を応援してくれた、私ものぞみさんの夢を応援したい!」

たったこれだけでした、プリキュアになった動機は。



こまちさんって、制作スタッフたちにあまり愛されていないのではないか。そんな疑心暗鬼に陥ったりもします。
こんなに美しいのに。

こまち1


今日の物語も、お姉さんのまどかがバイクの旅行から帰ってきたところから話が始まります。
一人旅、そして大学にもどって彫刻に打ち込むお姉さんの姿を見た、こまちさん。

(本当は、店の跡継ぎなんかじゃなく、もっとやりたいことがあるんじゃないか)

と、心配するわけですが、その心配の仕方が、なんか大袈裟なんです。

姉と妹との会話があって、
姉は妹によって夢を与えられ、妹は姉によって夢が与えられた、ということをお互いに知り、視聴者に感動を与えてくれます。

こまち2
(左が秋元こまちさん。右が姉のまどか)


・・・が、浅い! どうしても浅いと感じます。
たとえば、姉のまどかのやりたいことが何かを知っていて、でも自分のために姉はその夢を犠牲にしているのだ、ということで悩むのなら、話はわかります。

こまちさんとは無関係なところで、こまちさんが深刻に悩んでいるから、どうしても話が浅くなるんだと思います。

で、タコお化けが出てきて、お姉さんの作った豆大福を取り返すための、とってつけたような戦闘シーン。これでいいのか、脚本家!!



ただちょっと嬉しかったのは、20話めにしてはじめて、エメラルド・ソーサーでホシイナーを退治してくれたこと。
これまでの19話のなかで、キュア・ミントだけが、ホシイナーを一度も退治したことなかったですから。



ともあれ、こまちさんがたっぷり出演してくれた第20話。楽しませていただきました。
永野愛さん、どうもお疲れさまでした。



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YES!プリキュア5GoGo! 第17話




・・・いえ。とくに今回17話について、語るべきことはありません。

もちろん話的には、視ている方がはずかしくなるような、無理矢理な話でしたが。


でも、脚本家の方、すっごくがんばったの、わかります。

仕事だからって、これが仕事なんだからって、すっごくがんばったの。うん、わかります。


たむけんとか、知らないし、知らないやつにはつまらないし、仮に知ってても、やっぱりつまらないし、そういう結果をわかっていながら、でも、それでも仕事だからって、すっごくがんばったの、わかります。仕事だもん、とにかく仕上げなきゃって。
ビラを配るのに、ココとナッツとシロップの男前3人で配ったって、著名人でもないかぎり列ができるほどの騒ぎにはならないんだけど、でもわかっていても、ああ書かざるを得なかった気持ち。わかります。

どこかにウケ狙いをしなくちゃいけなくて、しぼりだしたホットケーキの場面も、のぞみの空腹のあまり気絶してしまうところとか、思いっきり空振りしてたけど、でも、わかってても、仕事だからって、すっごくがんばったの、わかります。




企画物とはいえ、書けば書くほどすべてが不自然になって、しんどい仕事だったでしょうね。それでもなんとか話を作った脚本家のかたに、拍手を送ります。



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YES! プリキュア5GoGo! 第16話

すみません。昨日の16話。あんまり観てません。

オープニングから遅れて5〜6分くらいにテレビの電源を入れまして、

そのときにはすでに、我々のこまちさんと、その親友の水無月かれんが、お菓子の家に到着していました。その成り行きは、ですから全然知りません。



で、忙しいもので、テレビの前から離れて、あれこれと動きながら、そういえばこの二人が最初に登場したとき、夏木りんの口を通して、

「生徒会長の水無月かれん先輩と、親友の秋元こまち先輩。学園中の憧れの的だよね〜。ま、あたしたちには縁のない人たちだよ」

などと紹介されていたけれど、ここのところそういう貫禄が全然なくなってきたなとか、水無月かれんは当初、あんなに忙しそうだったのに、最近はヒマそうだなとか、そもそもなんでこいつら、この大切な時期に中間試験の勉強しないんだろうとか、いろんな思いが頭に浮かんでは消え、

再びテレビの前を通ってみると、

緊縛

   ・・・・・・・・・・・・。




あの、衷心より教えていただきたいのですが、
なぜプリキュア5では、触糸で女の子を緊縛するシーンが多いのでしょうか。(お子さま向け番組ですよね、これ?)

思春期のこまちさんの、成長途上にある細い肉体が、控えめでやさしい胸のふくらみが、無情な蝕糸に締めつけられて、痛々しい光景でした。
幸い、そっち系の趣味が私にはないもので、ふたたびテレビの前を離れました。


で、三度テレビの前を通った私の目に、おそらくこの日のなかでも、もっとも衝撃的なシーンが・・・。



暴れまくるホシーナーの動きを封じるために、アイコンタクトをとったキュア・ミントとキュア・アクア。

次の瞬間、やすらぎの緑の大地、キュア・ミントは、必殺技エメラルド・ソーサーを使って、

ホシーナーの周囲の森林を伐採しはじめた!!!









シビレッタの魔術で作られた森林ですから、単に環境破壊とか、そういう文脈でとらえるべきではないでしょう。
しかしこれは感動に値するシーンでした。

わかっています、こまちさん。
自らのアイデンティティーを危機に陥れてでも、緑の木々を斬り倒したこまちさんの選択には、
戦場の究極の場面において、死んだ仲間の兵隊の人肉食が許されるかという、大岡昇平、武田泰淳ら戦後文学作家が提示した難問に、答えることすら忘れたバブル期以降の日本のうかれた文壇への批判と、この重いテーマの再提出という意図があったのですね。


人は究極において、何に参加しているのか。
文学少女であるあなたは、文学のみならず哲学、神学を巻き込んだこの大きなテーマに、まっすぐ突き進んでおられる。


本当は、エメラルド・ソーサーを、ホシーナーの仮面に直接ぶつけてもよかったはずです。
あえてそうしなかったのは、きっと、自分の立場を自ら否定し、自分の存在意義と矛盾する行為を犯してでも、達成すべき自己を超えた、人類出現以来の本当の目的の追求に、あなたが目を向けておられたからでしょう。

知性の青き泉のキュア・アクアでさえ、前シリーズでは、ルージュ・バーニングとアクア・トルネードとを同じ的にぶつけるような愚策をくり返したプリキュアたちのなかにあって、

ああ、寡黙なあなたの思想はなんと深淵なのでしょう!


そして、自らみどりの樹木を斬り倒した罪悪感に苦悩するあなたは、
ホシーナーの殺害だけは、キュア・ドリームの手を汚すことにされたのですね。


シジュウカラの小さな巣をも守ろうとする心やさしいこまちさんには、お辛い選択でした。

でも感動しました、こまちさん。
あなたは中間試験の勉強なんかしなくていい! 比較にもならないほど重要な、人類のテーマに悩んでおられるのですから。



こまちさんのあまりに深い思想を垣間見る物語だったため、ほかのシーンがほとんど印象に残りませんでした。



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Yes!プリキュア5 GoGo! 第9話

(出張先にもテレビはあった)

プリキュアたちの楽しみにしていたケーキが消えた。
で、だれが食べたのか、仲間うちで疑いあってしまうというのが
今回のお話でした。

もちろん誰も犯人じゃなかったわけで、
メルポが仲間はずれにされたような意識になって
隠していたことが判明、

結局ブンビーさんがとばっちりを受けただけだったのですが、


こまち11

・・・こ、こまちさん、甘いものにかこまれた和菓子屋の娘のあなたが、そこまで
真剣にならなくても。



こまち10

「みんな、変身よ」
・・・いえ、こまちさん、リーダーでもないあなたが、号令をかけなくても。
しかもホールケーキ1個のことで、その怒り方はスケールが小さすぎませんか?



こまち8

やすらぎの緑の大地 キュアミント!・・・ちっともやすらいでらっしゃらないような気が・・・



こまち12

「あなたがケーキ泥棒の犯人ね」

・・・あの、いや、そんなに怒る内容でもないような・・・

こまち13


エメラルドソーサー

「プリキュア・エメラルド・ソーサー!!」
こまちさん、必殺技を、こんなことに使うんですか〜!!



冤罪だったのにエメラルド・ソーサーをまともに食らったブンビーさんは、空の彼方にぶっ飛ばされ、
(しかもホールケーキ1個のことで)
めでたしめでたし?

・・・で、よかったのでしょうか?






番組中の水無月かれんのセリフじゃありませんが、

私もときどき、こまちさんがわからなくなります。



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